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「大学生でバイトしない」は選択肢としてアリなのか?【結論→アリです】

大学生「周りの友達はバイトをしているけど、自分はバイトしてないんだよな。
バイトってした方が良いのかな?大学生でバイトしないという選択肢はアリなの
か、判断基準があれば助かります。」
こういった疑問に応えていきます。
僕は大学生の時に、10種類以上のアルバイトをしました。
塾の先生、Webライター、試験監督、ビラ配り、スーパーなど多種多様です。
大学生になると「とりあえずバイトするか!」と、バイトを始めるのが一般的です。
しかし当記事を読んでいる人の中には、バイトをしていない大学生もいるのでは無いかと思います。
では、「大学生でバイトしない」は選択肢としてアリなのでしょうか?
先に結論を言えば、「何かに取り組んでいれば、大学生がバイトしないのは選択肢としてアリ」だと思います。
バイトしない大学生はわずか20%未満

そもそもバイトしない大学生が、一体どのくらい存在するのか調べてみました。
結論から言えば、大学生の78.7%が1年間(2017年4月〜2018年3月)で何らかの就業経験があるというデータが出ています。
※<学生版>求職者の動向・意識調査 2018
バイトしない大学生は、全体の20%未満ということが分かります。
大学生で1回もバイトしない人は、更に少ないと言って良いでしょう。
大学生がバイトしない主な3つの理由
バイトしない大学生が少数派であることが、データから判明しました。
では、大学生でバイトしない人の理由は何でしょうか。
勉強や部活が忙しい
大学生でバイトしない1番の理由が「勉強や部活が忙しい」ではないでしょうか。
理系の大学生であれば、研究室でひたすら実験とレポートを行い、必死になって単位を取らなければなりません。
実際、僕の友達は常に実験室にこもって、研究に明け暮れていました。
部活に所属している人も、なかなかバイトする余裕は無さそうですね。
ほぼ毎日練習があり、授業が終わったらすぐに部活に参加しなければなりません。
高校と違い、いわゆるガチ勢しか大学の部活には参加しないので、活動の熱量もとてつもないです。
とてもじゃないですが、バイトする余裕は無さそうでした。
一方で、文系の大学生は割と時間に余裕があるため、バイトしている人が多い印象でした。
働くのが面倒臭い
「働くのが面倒臭い」というのも、大学生でバイトしない理由に挙げられます。
バイトしないで好きなことをしていた方が、心身ともに消耗せずに済みますからね。
とはいえお金が無いと何も出来ないので、必然的にお金を稼ぐ必要が出てきます。
現実的な選択肢として、一定期間だけバイトして、そのお金でバイトしないという生活スタイルが挙げられます。
僕の知り合いで「3ヶ月間は週6でひたすらバイトして、その後は極力お金を使わずに過ごす」という人がいました。
働くのが面倒臭いという感情は、誰しも当然で、ある意味仕方ないと言えます。
実家がお金持ち
超少数派ですが、実家がお金持ちなのでバイトする必要が無いケースもあり得ます。
語学の授業で同じクラスだった女の子は、地方から上京し、全くバイト経験がありませんでした。
どうやら実家がお金持ちらしく、毎月50万円の仕送りを貰っているとのこと。
夏休みはファーストクラスに乗って家族でフランス旅行をしたという話を聞いて、思わずぶっ倒れそうになりました。
大学生がバイトする3つのメリット
大学生がバイトをするのは、もはや当然という認識を持っている人もいるでしょう。
ここで改めて、大学生がバイトするメリットを挙げてみます。
お金を貰う大変さが分かる
大学生がバイトする1番のメリットは、お金を貰う大変さが分かることだと思います。
普段何気なく買い物しているコンビニやスーパーも、そこで働いている人は、数多くの業務をこなしています。
「接客業のバイトを始めてから、店員さんに親切に振る舞うようになった。」という声も、よく耳にします。
お金を貰う大変さが分かることで、より責任感を持って仕事に取り組むことが出来るようになるでしょう。
他者への思いやりが身に付いて、人として成長出来るのもバイトのメリットです。
大学以外での友達が出来る
大学以外での友達が出来るのも、バイトならではの嬉しい点です。
大学での友達作りは、授業・サークル・部活など挙げられますが、主に同じ大学の人としか交流が持てません。
バイトをすれば、他大学の学生と接点を持つことが出来ます。
思わぬ出会いがあって、彼氏彼女が出来るという話も珍しくありません。
自分の興味関心が明らかになる
自分の興味関心が明らかになるのも、バイトならではのメリットです。
僕はかつてWebライターのバイトをしていて、30本近く記事を執筆しました。
周りから褒めてもらえることが多く、「俺って文章書くのが好きだし得意かも…!」と自信を持てるようになりました。
一方でイベントスタッフのような肉体労働は「二度とやりたくねえな」と思うくらい、キツい思いをしました。
バイトをすることで、自分の興味関心が明らかになり、仕事選びにも良い影響を与えることでしょう。
大学生がバイトしない3つのメリット
一方で、大学生がバイトしないメリットは何でしょうか。
自分の時間を自由に使える
バイトしない1番のメリットは、自分の時間を自由に使えることです。
当たり前ですが、バイト中は自分の好き勝手な行動は出来ません。
通勤時間も含めると、さらにバイトに時間を費やすことになります。
空いた時間で、Youtubeを見たり、外出したり、ジムに行くなど、好きなことが何でも出来ちゃいます。
遊ぶにも金がかかると言われれば本末転倒ですが、自分の時間を自由に使えるのは最高ですね。
精神的に気楽
バイトをしないと、精神的にとても気楽です。
僕が人生で初めてバイトをした塾では、校舎長が理不尽&スパルタで、キツくて仕方ありませんでした。
結局2年間続けたので、途中からは慣れましたが、大学入学早々にして精神的に気が重かったのを今でも覚えています。
バイトをしなければ、学生かつお客様という立場で振る舞えるので、断然ストレスは減りますね。
服装や髪色を自由に決められる
バイトをしないと、外見に関する縛りを一切受けずに学生生活を送れます。
バイトをすれば、一従業員として適切な身なりを求められます。
特に髪色やアクセサリー、ネイルは厳しく制限されているバイトが多いです。
大学の校則はあって無いようなものですが、バイトのせいで外見の縛りを受けるのは厄介ですね。
何かに取り組んでいれば大学生はバイトしないのもアリ

繰り返しですが、「何かに取り組んでいれば、大学生がバイトしないのは選択肢としてアリ」だと思います。
特に勉強・部活は大学生だからこそ取り組める貴重な経験です。
そこで培われた努力や成果は、後の人生で何倍にもなって自分に跳ね返ってきます。
部活に所属している、ゼミ・研究室が忙しすぎる大学生は、無理にバイトをしなくても良いかと思います。
一方で大学生活がヒマな人・時間に余裕がある人は、とりあえずバイトすべきです。
空いた時間でバイトして好きな事にお金を使った方が、やっぱり楽しいです。
僕は大学1年生の夏に、週6でバイトをして、月15万円を稼ぎました。
何に使ったかは覚えてませんが、楽しかった思い出だけは今でも残っています。
正直90%以上の大学生は、週1〜2日であればヒマな時間があると思うので、悩んでいるならまずはバイトに応募してみましょう!
